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ようこそ、私の料理研究室へ!

今年から、「今、私が凝っているもの」をテーマに、現在研究中のレシピをご紹介します。


最近私は、“粉もの”にはまっています。 パンや中華まんじゅうや細工点心や和菓子・・。
工作など職人仕事が大好きな私。“粉もの”は、創造力をかきたててくれる楽しい料理です。
その中でも今一番凝っているのが『フランスパン』。

『フランスパン』は、小麦粉そのものの味を感じることができるので、粉を変えてみたり、同じ材料と配分でもこね方を変えるだけで、出来上がりの食感や味が変わってくるので本当に飽きません。奥深いです。 1本にしても、小さくしても、エピにしても...と、いうことで最近の作品。

「クラスト(表皮)が薄くてサクッとしていて、クラム(内層)はきめ細かくて」という風にしたいほどに、水を減らしています。
ルスティックは70%(右写真)。
捏ね上げ温度は約23度~24度。
発酵は27度くらい。 と言っても発酵器などは持っていないので
冬場は保温中のポットの上など暖かそうなところを探します。
大体トータルで3~4時間みていますが、急に出かけたりするときは、ちょっと寒そうなところに移したりしてそのあたりは臨機応変に置き場所を変えてます。 それでもこれでも「おいしいパンが焼けた!」と思えるところがホームベーカーの強み?
悩みはオーブンと焼成率です。
300度に設定できるオーブンを使用していますが、5分のみ。一度使うとすっかり庫内が冷えるまで300度設定は出来ないのでワンチャンスしかないのと、どうしてもパンを少し早く出してしまう傾向があり、それを意識すると焼成率が逆に30%くらいになります(これでも美味しいのですが)。

家電では、一定した良い焼き加減を探るのはなかなか難しい!...とか言って試食している間にパンはなくなってしまうのですけどね。


2015年1月